むちうちや頚椎損傷による後遺症の改善例

むち打ちになるきっかけで多いのが車の衝突事故による首への衝撃です。
そうした場合、まず整形外科においてギブスで首を数週間前後固定され、その後、牽引やマッサージなどによるリハビリが続くようです。
それで治れば良いのですが、半年、数年なかには数十年、ムチ打ちによる後遺症で悩まされている方もおられます。

さて、当院での最近の改善例を紹介します。
まず1人目の方は30代男性でバレーボール試合中に他の人とぶつかったのがきっかけで、約5年首が廻りにくいのと片側の首筋などに痛みが走るという状態でした。
当院で施術を受けるたびに少しづつ改善に向かい、5回ほどの施術の後にはだいぶ首を廻しやすくなり痛みも起きにくくなられたようです。

次に、20代 女性で車の運転中に正面衝突によるムチウチを起こされ1、2ヶ月のリハビリを経ても一向に首が廻らないという状態でお見えになりました。
幸いに1、2度の施術で首が廻るようなり、気分も大変よくなり、長期で休まれていたゴルフ場での仕事が順調にできるようになったとのこと。

そして、60代 男性で交通事故により3つの頚椎がつぶれた影響で重度の首と肩のこりに悩まされ15年になるということでした。
手術という方法もあったそうですが、危険を伴うということであきらめたそうです。
彼は1度の施術を受けられたところ、首と肩が大変楽になり、このような快適な状態は15年ぶりとおっしゃっていました。

以上、簡単に改善例を述べさせていただきましたが、いずれの方にも共通していたのは顎関節の不具合が見つかり、頚椎とともに合わせて調整を行ったということです。
長い後遺症や慢性症状をお持ちの方は顎の調子を確かめてみてください。